金合金は選べば、保険のパラジウム合金より整体親和性に優れていますが、金属と天然歯の力に対する“ひずみ係数”が異なるので、強圧がかかれば、境目に少しずつスキマが開いていくのは、あり得ます。強圧が頻繫に夜間を中心とするかみしめでかかると天然歯でも隣接面にヒビができて虫歯になったり、すり減ったり、揺れたり、欠けたり……つまり、日々強圧がかかれば問題がおきます。負担の余りかからない歯は、多少汚れいても問題は起きにくいです。
半年ごとの定期検診の目的は、“お掃除”よりも、負担が強くこのままでは将来揺れたりしそうな歯の当たりの微調整がメインで、
特定の歯に強い負担のかからないバランス良くスムーズな顎の動きを目指します。
また、鼻呼吸が確立した方は歯がサラサラ唾液で濡れているので、そんなに熱心にブラッシングしなくても、ほとんど歯垢や歯石はつきません。
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