咬み合わせについて|京都市の歯医者、咬み合わせ「医療法人越久村歯科医院」

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咬み合わせについて

長くご自身の歯を残していただくために

当院は、「咬み合わせ」を特に重要視しています。

長く歯科医を続けていく中で、「良い咬み合わせ」こそが、根本改善であり、歯を残していくことに繋がると実感しているためです。
毎日歯を磨いていても歯が残らなかった患者様もおられました。「磨く」事は、大きいとは思いますが、それだけではないと凄く実感しています。
1~2本の歯に毎晩強圧がかかるとダメになっていくので、嚙みしめ圧を多くの歯へ分散させることが重要です。
「良い咬みあわせ」に導く手段として、片寄った嚙みしめ圧やアゴのズレに対症するため多くの場合マウスピースが一時期必要となります。
当院の様々なマウスピースは千を軽く越えて、『街のマウスピース屋さん』となっております。マウスピースに関しては、良いイメージを持っておられない方も多いかと思いますが、当院のマウスピースに関しては、評価していただける自信があります。

当院は、患者様のお悩みをひとつでも改善できるよう、日々研鑽・技術向上に努めております。
患者様に分かりやすくご案内しますので、気軽にお尋ねください。

このページでは当院の「咬み合わせ」の考え方や治療方法などを案内します。
「マウスピース(ナイトガード)」については、こちらのページをご確認ください。

咬み合わせの重要性

「良い咬み合わせ」とは、
・スムーズに鼻呼吸ができる。・・・起床時、口やのどの乾燥がほとんどない。肩こりや頭痛も少なく熟睡できる。
・歯並びの不正や顔つきの非対称(左右の目の大きさの違い・口元の傾きなど)が進んで行くのを防止できる。
・下の顎を真っ直ぐに前に突き出すと左右の奥歯の上下の間隔がほぼ同じ。

治療経験もむし歯も全くない、きれいでしっかりした天然歯が揃っていても、夜間の咬みしめの動きのせいで徐々に歯並びが悪くなり、歯の動揺を起こしていきます。
また、姿勢や様々な態癖(※)と咬み合わせは、お互いに影響しあっています。
※『態癖』とは、いつも腕枕で寝る・頬杖をつくなどの様々な癖を表します。

「歯ぎしり」や「食いしばり」、「噛みしめ」やそれによる「歯のすり減り」などでお困りの方もぜひ、咬みあわせの改善をオススメします。

歯が悪くなる原因と咬み合わせ治療

当院では以前、こんなことがありました。

30歳過ぎの女性

上の前歯6本の表面の歯肉寄りにいつも、白い歯垢が少したまっていて軽いむし歯になりかけているのです。「磨いているんですけど…」とおっしゃいますが、よく見るとお話ししている途中で時々、上の前歯で下唇を軽く咬む癖があるのです。つまり、上の前歯の表面は少し外に出て外気に触れているので、唾液に覆われていなくて乾燥しているのです。サラサラ唾液の威力を改めて実感した次第です。

60歳前後の女性

当院で勧めている夜間装着のマウスピース(ナイトガード)を着けられた後に「眠りが深くなり、夜間途中で起きなくなり朝のどが渇かなくなった」「なぜ、もっと早く勧めてくれなかったのですか?」「もっと早く言ってくれたら、歯が無くならなかったのに」とおっしゃられました。

良い咬み合わせになると

口周辺の筋肉にひずみが起きにくくなることで、十分な気道確保が出来、鼻呼吸が確立し、質の良い眠りを維持できるようになります。また、バランス良く咬めるようになります。
ほんの1~2本の歯の高さを0.1ミリ程度高くするだけで、首の傾きがその場で変化するようなことを、しばしば経験します。

咬み合わせを変える事の難しさ

歯の形や高さは大変微妙で、口の中は敏感です。
長年にわたりなじんだ“咬み合わせ”を高くすることは、敏感な人にとっては受け入れにくいことのようです。・・・筋肉の緊張を緩めてからでも。無論、段々と馴染む方も多いのですが。
ですから、低い歯は、既に当たっていると同等に当てる。バランスがよい動きを阻害する箇所は少し削る。マウスピースの夜間装着で顎ズレを緩和してまた同じ事を考える。・・・ということではないかと思います。
ほんの少しだけ、奥の歯と同等に当てるためわずかに高くした、といった場合でも必ず1~2回の調整が必要です。

咬み合わせを良くしたいけど、一切健全な歯は削りたくない方へ

お気持ちは十分理解できます。私も歯科医になって10年間くらいは、健全な歯を削るのには抵抗感がありました。
ですが様々な経験を経て、不可能という結論に達しました。そもそも、歯列矯正でも多少の削合は必要です。
一見きれいな並びの歯列で全部治療していない健全な歯ばかり=『良いかみ合わせ』ではありません。ほとんどの方にアゴの位置や動きのズレがあり、ズレたアゴとバランスの悪いアゴの動きにそった並びであるため、顎関節症の症状がある人がいます。
歯や顎の位置は、嚙みしめ圧のかかり方や姿勢などの影響で一生変化し続けます。たとえば、向かいや隣の歯がなくなることでも、少しずつ移動します。
優先すべきは、バランスの良いアゴの動きと歯への負担の均一化です。
むろん、理論と経験に沿った慎重さが必要で、むつかしいです。
また、エナメル質の範囲では、少し削合した箇所が虫歯になりやすくなるわけではありません。

当院の治療について

当院は咬み合わせ治療を得意としており、これまで多くの咬み合わせに関する症状を診させていただきました。咬み合わせを改善することで、寝つきが良くなったり、眠りが深くなる、肩こりが楽になったり、目まいが無くなったり、ほうれい線が薄くなったと言われることもあります。
症状の多くにも、咬み合わせの不具合が関係しています。
強い噛みしめなどで歯に生じる細かなヒビやズレは、むし歯などに関係する菌の侵入と増殖を許してしまう原因となります。
夜間の「かたよった強い嚙みしめ圧」が、歯を揺らすのです。その動きが下顎のズレを生み気道径を狭くし、息苦しさから口呼吸になり、身体全体のひずみの元となります。

数年間、通っている患者さんで、数年前のアンケートであった頭痛・肩こりなどの症状が「そう言えば、近頃なくなりました。」というケースが数多くあります。
咬み合わせが悪いから色々な症状が出るのではなく、夜間の「かたよった強い嚙みしめ圧」が、ゆがんだ歯並びと身体を少しずつ作っていくのです
つまり、歯並びは、夜間の顎のズレを伴う強い動きにさからえないのです。
生まれつきの歯列不正は少ないです。ほとんどの歯列不正は、舌癖や眠る姿勢や片寄ったかみ締め圧伴う大きな動きなどの原因があります。
矯正で歯並びをキレイにしても、少しずつ夜の片寄ったかみ締めの動きに見合う並びに変化していきます。
少しずつ、夜の偏った動きを緩和・調和させ折り合いを付けなければなりません。・・・矯正は終わり方がむつかしいです。

口腔心身症(歯科心身症)

病院でいろいろ検査をしても悪い所が見つからないのに心身・口腔の不調を訴える方がいます。
星状神経節ブロックや精神科の薬を処方されていることも多いようです。しかし、その半分程度の人は、

が原因であることがあります。

咬み合わせブログ

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