口呼吸を鼻呼吸へ
“口呼吸の改善”と“嚙みしめ圧の分散”は
「良く磨きましょう」よりも大きな要因
口で呼吸できるのは人だけで、“非常時”に行われ、動物は鼻でしか呼吸できません。例えば、競馬で馬がゴールになだれ込み口呼吸で「ハーハー」やりたい状況でも口では呼吸できないため、「鼻息」が荒くなるだけです。しかし、非常時だけではなく、常日頃から口呼吸している人がだんだん多くなっています。常に唇が1ミリでも開いていたり、乾き気味の人、朝の起床時に口や喉が乾く人は、恐らく口呼吸です。
最近、痛感しているのは「口呼吸」の弊害です。
その多くの原因は、夜間の偏った動きの強い嚙みしめ(自覚)により、下顎のズレが起こり、気道を曲げ、狭窄させて、息苦しくなり、鼻呼吸では追いつかないので、口呼吸になることだと思います。習慣性の口呼吸が鼻の機能を低下させ、鼻詰まりしやすくなります。(下顎のズレは、頭痛や肩こり・全身のズレに繋がります。)
鼻を掃除すれば、鼻呼吸になるというのは、本質から外れた安易な説だと思います。
このように口呼吸の背後には“息苦しさ”があり、睡眠も浅いものになりがちです。また、無呼吸症候群につながりやすいです。
そして、口呼吸による口の乾燥はサラサラ唾液を減らして、歯肉の乾燥と口腔内の細菌の繫殖を招き、その細菌は全身のあらゆる所の病気の病原菌となります。(糖尿病・アルツハイマー型認知症etc)
また、唇を乾燥させて、口元の曲がりを招きます。無論、口臭・歯周病の原因です。
最近、歯周病の原因菌があちこちの病気を起こす菌として話題になっています。皮膚も結構細菌が付いていますが、口の中(サラサラ唾液の少ない人は特に)は、凄く多くの細菌が繫殖しています。ですから、丁寧に歯を磨くのは無論ですが。鼻呼吸を確立しサラサラ唾液が多くある状態を維持する事が重要でしょう。
それには、下顎のズレ・気道の狭窄を緩和し、息苦しさをなくし、鼻呼吸を確立していくマウスピースが有効です。これは、嚙みしめ圧から歯を守る効果も大きいです。
最近、歯周病の原因菌があちこちの病気を起こす菌として話題になっています。皮膚も結構細菌が付いていますが、口の中(サラサラ唾液の少ない人は特に)は、凄く多くの細菌が繫殖しています。ですから、丁寧に歯を磨くのは無論ですが。鼻呼吸を確立しサラサラ唾液が多くある状態を維持する事が重要でしょう。
それには、下顎のズレ・気道の狭窄を緩和し、息苦しさをなくし、鼻呼吸を確立していくマウスピースが有効です。これは、嚙みしめ圧から歯を守る効果も大きいです。