顎関節症治療|京都市の歯医者、咬み合わせ「医療法人越久村歯科医院」

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顎関節症治療

顎関節症とは

顎関節症とは、顎(あご)を動かすと痛みや音があったり、口が開きにくかったりするなど、顎(あご)周囲の痛みなどを症状とするものです。

顎関節症の主な症状

  • 顎関節やその周辺に異常を感じる
  • 食べ物を噛む時に痛みや異常を感じる
  • 食事をしているとあごがだるい
  • 口を動かすと顎関節に痛みがある
  • 噛みしめると顎関節が痛い
  • 口を開けたり閉じるする時に、顎関節でカックン・コッキンというような音がする
  • 口が開けにくくなったり、口の開閉をスムーズに行うことができない
  • 口が左右にうまく動かない・開けにくい
  • アゴが外れることがある・・・時間が経つと戻りにくいので、外れたら早く来院ください
  • 耳鳴りがある・・・強いかみ締めが原因のことが多いです

顎関節症の影響

肩こりや頭痛はもちろん腰痛や猫背や椎間板ヘルニア、そして、ほうれい線の深さや口元の歪みや顎の非対称の原因になりかねません。

顎関節症の治療について

顎関節症の主な原因は、小さい時からの『左右にズレる、強い、夜間の嚙みしめ(音がするのは氷山の一角)』です。
これは、本人に自覚は多くの場合ありませんが、大なり小なりすべての人にあります。また昼間の嚙みしめもある人がいます。ですから、嚙みしめの動きのズレを緩和し、左右の顎のズレや周囲の筋肉の緊張の緩和が治療法です。
具体的には、夜間のマウスピース使用で、今までの下顎の夜間の片寄った強い動きを少しずつ是正していくとともに、それに伴って、マウスピースや咬み合わせを少しずつ調整していくことです。(人によって、上、下、が違いますが、多くは保険適応のマウスピース使用)
この方法で、今までに1000例以上のマウスピースを作り9割以上の好結果を生んでおります。

大学を含めて、顎関節の治療はストレッチやマッサージや生活習慣の改善が主体になることが多いです。習慣の改善は患者様の強い意思が必要ですし、一時的な効果に終わる可能性もあります。
また、歯列矯正や機器で計測して10本以上の歯をかぶせて200~300万円ほどかかる治療を勧めている歯科医院もありますが、徐々に筋肉の緊張を緩める過程が必要だと思います。
低い箇所に咬み合わせの改善目的で少し高めに入れたかぶせものなどは、1~2度の調整と1~2か月後の微調整などは当然です。
小さい時から慣れ親しんだ顎ズレを50点から60点に改善するだけでもなかなか慣れるものではなく、その個人差も大きいです。

また、顎の動きを制限する親知らずがあれば抜歯をお勧めします。
(咬み合わせページもぜひ参照してください)

顎関節症治療によって期待できる他の効果

顎関節症治療は、徐々に左右の目の大きさの違いや口元の曲がりを緩和するので、呼吸が楽になって眠りの質が上がり、鼻呼吸の確立にもつながります。

顎関節症対策としてのマウスピース

当院では、顎関節症の原因として無意識の夜の「バランスの悪い強いかみ締め」を考えております。これに対処するため、マウスピースの夜間装着から始めます。
マウスピースの夜間装着によって、少しずつ夜間の嚙みしめのズレを緩和しバランスを整えます。これにより、呼吸が楽になり、鼻呼吸の確立・眠りの質が良く・肩こりや頭痛の緩和・無呼吸症候群の解消、そして歯が強圧からのがれられ被害を受けにくくなります。

マウスピースは、多くは保険適応のマウスピースを使用しますが、どんなマウスピースでも良いわけではありませんし、調整が命です。
マウスピースで少しずつバランスが整っていく過程で、咬合調整の必要性や、少し高くしたい歯が出てくることもあります。全く歯を削らずに咬み合わせを変えることはできません。

そのような観点から、当院はマウスピースにこだわっています。(マウスピースページもぜひご覧ください)

治療に何を求めるのか?

『口が開いて、痛みがない』を目指すのですか?
その場しのぎでいいのでしょうか。
将来まで考えた根本改善をぜひ一度お考え下さい。

しっかりと治療を行えば、顎のズレの緩和・歯にかかる負荷のバランス改善・将来歯を失いにくい環境つくり(鼻呼吸の確立を含め)・表情筋のバランスの改善・深い眠りなど、様々なお悩み改善につながることでしょう。

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