当院の「ナイトガード」というマウスピースを推奨しています。
無呼吸症候群・口呼吸の原因の多くは、主に咽頭部の気道径の狭さからくる呼吸困難です。鼻が詰まるから口呼吸が起きるのではなく、下顎のズレが気道を曲げ、鼻呼吸では息苦しくなり仕方なく口で息をするようになってしまいます。この口呼吸の習慣が鼻詰まりを招きやすいのです。耳鼻科で鼻を洗っても効果は一時です。
ですから、咽頭部の気道径を広げるため下顎を前に保持するマウスピースの夜間装着が有効な場合が多いです。マウスピースは主に「ナイトガード」というもの推奨していますが、軽度のものは人によって保険適応のマウスピースも使用しております。
無呼吸症候群に対する保険適応のスリープスプリントは、異物感が強く長期に使用がむつかしいケースがあります。
いきなり『CPAP療法』と呼ばれる酸素ボンベに頼る方法ではなく、マウスピースで対処できないのか、患者様の状況に合わせて提案いたしますのでぜひご相談ください。
上下を固定するタイプですが保険適応のマウスピースもあります。
歯科医院において「ナイトガード」という言葉が氾濫しております。
しかし、当院でお勧めしているのは『当院のナイトガード』です。
私費のスプリントもいろいろありますが、当院の「ナイトガード」というマウスピースは異物感が小さいことが特徴です。
当院のマウスピースは、夜間の下顎の左右のズレを抑制し、気道径を狭くさせないで広げるため、入れて眠る方が眠りやすく、鼻呼吸の確立につながり眠りも深くなり、口の乾燥を防ぎ、歯の保護になります。
また嚙みしめ圧を多くの歯に分散できるので歯に問題が起きにくくなります。
無論、歯ぎしりはなくなり、風邪もひきにくくなります。
そして無呼吸症候群に大変効果があります。
細かい調整にこそ価値があります。
歯を悪くしない。呼吸を楽に・眠りを良くし、いびきや口臭を減らします。
破損や、今後歯の形が変化したとしても修理することが出来、約10年間ぐらい使用することが可能です。
歯を失う前に、ぜひナイトガードをご使用ください。
- 夜間の歯ぎしり・食いしばりから歯を守る
- 短期間で作成できる
- 調節をしっかりしないと合わないことがある
- 違和感が装着初めに出る
マウスピース(ナイトガード) |
165,000円(税込) |
※保険適用のものもございます。(3割負担で6,000円前後)
『CPAP(シーパップ)療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法』は、機械的に酸素マスクを通して、酸素を送り込む方法です。
それはつまり、「自力呼吸」を諦めるということです。
酸素マスク使用の方に次のような声も聞きます。
- 酸素マスクにつながれているため寝返りが制限される。
- 酸素マスクで皮膚が荒れたり、異物感が強い
- 旅行の時など、一式持参する必要がある。
- 費用も月6千円ほど。つまり10年で72万円
- 一生続けていかないといけない。「ステッキで歩けるのに、一生車椅子で暮らしなさい。」みたいなもの。