診療理念
一番汚れている歯に問題が起きるわけではありません。悪くなった歯だけしか見ないのでは『良い治療』は出来ないと思います。
なぜこうなってしまったのか?10年後にはどうなりそうなのか?という考えの元、
具体的に、遺伝要因(これが案外大きい)・歯にかかる圧力(夜間のかみ締めがメイン)・口呼吸による乾燥・日常の態癖(たいへき)・咬みぐせなどを診ております。
一番汚れている歯に問題が起きるわけではありません。悪くなった歯だけしか見ないのでは『良い治療』は出来ないと思います。
なぜこうなってしまったのか?10年後にはどうなりそうなのか?という考えの元、
具体的に、遺伝要因(これが案外大きい)・歯にかかる圧力(夜間のかみ締めがメイン)・口呼吸による乾燥・日常の態癖(たいへき)・咬みぐせなどを診ております。
30年ほど前、横浜の續(つづき)先生の論文に出会って以来「咬み合わせ」に関心を持ち、いろいろなセミナーに出席して、ここ10年は、咬み合わせのセミナーの会長として東京・大阪・福岡で歯科医向けに講演しておりました。
人によって大きな差があり、画一的な治療は出来ませんが「咬み合わせ」を考えない歯科治療には限界があるように思います。「しっかり歯を磨きましょう。」だけでは解決できないように思います。
「口の中の細菌相(遺伝も含む)」「金属及び化学物質アレルギー」「歯にかかる力(就寝時・力仕事など)」、そこに関連する「ストレス」「口呼吸」「姿勢」「顎のズレ・表情の左右の違い」やその他を考えようという流れが、歯科界及び歯科関連の産業界などに少しずつ広がってきています。
スウェーデンで、夜間の「咬みしめ」に反応してこめかみに微電流を流して防止するという装置「Grind Care」が開発され、当院にも意見を求めに来られました。
バランスの悪い咬み合わせは、顎のズレとあいまって口腔内だけでなく身体の様々な症状の原因となります。気道径を狭めて口呼吸・口腔内の乾燥を招き、睡眠障害やあらゆる病気に繋がりかねません。
定期検診で施術を受けているにも関わらず、次の検診時にまた歯石や汚れが着いてしまっている原因の1つには『口呼吸』があると思われます。
口呼吸は口の中を乾燥させます。さらさらの唾液が豊富でいつも歯が濡れている方は、歯石が付きづらいと言われています。
最近、『唾液の効用』が医学界で注目されています。虫歯・歯周病・口臭だけではなく、あらゆる全身疾患(ベーチェット病、高血圧etc)にも、豊富なサラサラ唾液が有効であるとの説があります。このため唾液腺マッサージなどの手法がありますが、口呼吸を鼻呼吸に変えてゆくことが根本的な対策で、気道の歪みをとる『街のマウスピース屋さん』である当院の出番ではないかと思います。
長年にわたり診療を続けて痛感するのは、ろくに磨いてなくても歯がキレイな人もいれば、毎食後5分くらい磨いていてもキレイでない人もいます。・・・遺伝要因(体質)
将来入れ歯にならないためには、
ラジオ関西で冠番組の収録の様子
京都KBSラジオ番組出演風景
講演風景
鍼灸師の方へ講演風景
同窓会会報にて記事執筆
ご来院いただく前に、下記お含み置きを願います。