歯並びが悪くなる原因
そもそも何故、歯並びが悪くなったのでしょうか?
最大の理由は『夜間の咬みしめの動きや、周囲組織の圧力バランスの乱れ』と当院では考えます。
例えば、いつも口が開いている子は、上の前歯が出っ歯になりやすい傾向にあります。そこで、小学校の低学年以下なら、プレオルソ、それ以降ならSH療法を推奨しています。
そもそも何故、歯並びが悪くなったのでしょうか?
最大の理由は『夜間の咬みしめの動きや、周囲組織の圧力バランスの乱れ』と当院では考えます。
例えば、いつも口が開いている子は、上の前歯が出っ歯になりやすい傾向にあります。そこで、小学校の低学年以下なら、プレオルソ、それ以降ならSH療法を推奨しています。
当院の矯正治療は、見た目だけでなくバランスの良い咬み合わせになるよう矯正治療をさせていただきます。
歯並びがガタガタなときの矯正法として、下記を勧められる事があるかもしれませんが、当院ではオススメしていません。
ですから、歯列のアーチを広げるしかありません。
特に、SH療法が優れています。
そもそも、多くの場合歯列が狭くて並ばないのですから、広げるべきでしょう。広いアーチは、まさに健康のシンボルです。
歯列のアーチが狭いと舌の動きや顎の動きを制限して、呼吸困難から口呼吸の原因になったり、顎関節症の原因になったりします。歯列のアーチを広げても顎骨はそのままですので「小顔」でなくなるなんてことはありません。鼻呼吸の確立から表情豊かになります。
当院では、お子さんに「プレオルソ」を使ったマウスピース矯正治療を行っております。
一ヶ月ごとに調整しながら、マウスピースを夜間に8~10時間はめます。5~6歳でしたら2~3ヶ月はめるだけでキレイに並びます。7~8歳はもう少しかかりますが、子供の歯並びはすぐ変わります。費用は165,000円程度です。
この矯正を始めるのは幼稚園児から小学校低学年くらいまでが理想的です。大人の歯が揃うまで待つより成長期が終わるまでに矯正も終わることが、体に良いと考えます。
いつも少し口を開けている子供が増えています。大人になって口呼吸を直すのは大変です。
歯並びに問題がなくても、マウスピースを夜間入れることによって、眠りの質が良くなり、表情が豊かになり、脳に好刺激を与え、鼻呼吸の確立にもつながります。
アゴのバランスの悪い動きが、口呼吸と悪い歯並びでの主な原因です。
やめるとまた歯並びが夜間の顎の動きに合わせて悪くなる事が多いですので、1~2年は1~2ヶ月ごとの来院が必要です。
5歳~8歳頃の子供向けのマウスピースの矯正装置です。
口のまわりの筋肉の訓練ができる矯正装置で、口のまわりの筋肉や舌を鍛えることで、口呼吸や舌の位置を正すことができ、歯並びを整える効果があります。
これまでの矯正のようにきっちりと型にはめるのではなく、8割程度の効果で歯並びや咬み合わせを改善していくことを目標としているので、気負わず続けやすいのが特徴です。
こちらもご参考ください。
扁桃腺肥大の原因は口呼吸です。
鼻呼吸では、鼻の粘膜の機能で空気中の汚れをカットできるし空気の乾燥の緩和機能もあるのに、口呼吸にはその機能がないので、その代わりに扁桃腺肥大が起きてしまいます。
扁桃腺肥大を切除するということは、汚れと乾燥に対処する門番さんをカットするということ。
確かに、呼吸は入口が広がるので楽になりますが、乾燥した汚い空気が肺までフリーパスです。
プレオルソというマウスピースで気道が広がり徐々に鼻呼吸が確立すれば、扁桃腺肥大は収まってきます。
SH療法は、取り外し式の特殊なスプリングによって、抜歯をせず歯列を整える矯正方法です。
装置を毎日夜間の8~10時間に装着することで効果が表れます。つまり、昼間は装置をはずすため、矯正しているとは誰にもわかりません。歯を縛り付けるものではありませんから、からだに優しく、歯みがきもいつも通りにできますので、虫歯になりやすいわけでもありません。ただ、細かい歯の動きを制御しにくい点はありますが、「だいたいキレイに並ぶ」で十分ではありませんか?もっとキレイにと希望される方は、終了後インビザラインを追加することもできます。
私も62歳のとき、SH療法を一ヶ月はめて、前歯の並びを少しキレイにしました。
SH療法は夜間に上下に装置を8~10時間入れてもらうのですが、装置の入っていない昼間によく嚙んでもらう事が大事です。ガムを毎日一時間程度よく嚙んでもらうことを勧めています。
インビザラインは比較的軽症の症例(ひどく並びに問題のない)は有効かもしれませんが、24時間入れておくマウスピースはリスクの高いものです。24時間長期間に入れると、身体が“身体の1部”だと認識してしまうようで、見た目は綺麗にならんだ後でマウスピースを外すと、バランス良く“嚙み合わない”ことが起きかねません。また、顎のズレがひどくなることもあります。
SH療法は、装置の入っていない昼間の時間が大切なのです!
SH療法は「顎を広げる」ことを目的とした矯正歯科であり、非抜歯はもちろんのこと、歯並びが戻ることを防止し、顎関節症・睡眠時無呼吸症候群・肩こり・頭痛など様々な症状を改善できる可能性があるということが、最近の研究により分かってきました。
無論、プレオルソと同様に、顎の骨組みに変化はないので、「小顔でなくなる」ことはなく、鼻呼吸の確立につながり、口元の表情が豊かになります。
歯を抜いてワイヤーで並び変えるのは体に無理があると考えます。
こちらもぜひご参考ください。
ほぼ、キレイに並んだからと自分で判断して来院されなくなるケースが多くあります。
止めるとまた、夜間の偏った嚙みしめ圧によって歯並びが荒れて行きます。
ですから、少しずつ定期検診移行することなどを含めて最後が大事です。
歯は力と力の間に浮かんだ風船のようなもの、一時的に、キレイに並べても保定をやめると徐々に崩れていきます。戻らないように歯の裏にワイヤーを貼り付けて(異物感が強い)一生を送りますか?
80歳ぐらいまで、キレイな歯並びで健康に自分の歯でバランス良くかめることが目標でしょう。
昔、矯正(抜歯矯正)して、段々歯並びが崩れたり、顎のズレ・頭痛や肩こりに悩まされている人が多くいます。ほぼキレイになって終わりではありません。そこから第二のスタートで定期検診(年1回程度)が始まります。
そもそも、なぜ矯正しないといけない歯並びになったのですか?乳歯の完成(2歳半頃)前に、歯ぐきですりつぶせない食事を与えたことにも原因の一端があるように思います。また、小さい頃からのうつぶせ寝・頬杖や飲み込む際の唇や舌の動きなどの態癖も大きいです。
全て税込み料金です。
プレオルソ | 165,000円 |
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SH療法 | 550,000円 |