「歯周病は遺伝であり、薬で治せる」遺伝要因って何割くらい?|京都市の歯医者、咬み合わせ「医療法人越久村歯科医院」

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「歯周病は遺伝であり、薬で治せる」遺伝要因って何割くらい?

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「歯周病は遺伝であり、薬で治せる。」の主張に賛成ですが、薬には耐性の問題もございます。

一般に、歯周病に罹患率は年とともに上昇し60歳ぐらいで7割程度という説明が一般的ですが、「歯周病は遺伝」ですから、年齢によって罹患率は一定です。
程度の差も大きいのですが、大体、遺伝要因の強い人は、2割程度のように思います。

1~2本の歯が歯周病で・・・というのは正しくありません。歯周病ならほとんどの歯に歯肉の腫れや歯槽骨の吸収が見られるはずです。1~2本の歯が弱っていくのは、そこに夜間を中心とするかみしめ圧がかかり、弱るのです。そこに“力”がかからなくなれば、ある程度なら回復していきます。この“嚙みしめ圧の偏在”は、ほとんどの人に大なり小なり見られ、負荷を受けない歯は問題が起きません。

1~2本の歯が歯肉が腫れ弱って行くのも、多くの歯科医師は“歯周病”と誤って言ってしまう(強い負荷を受ける歯が弱っていくだけなのに)ので、年齢によって歯周病の罹患率が年齢とともに上昇してしまうのです。

ですから、

・遺伝要因が強い。・・・ホントに丁寧に歯の裏表の生え際を磨く。頑張って10分以上。有効な練り歯磨きを!

・バランスの悪い強いかみ締め(主に夜間)がある。・・・咬み合わせの調整(多くの歯に力を分散)、マウスピースの活用

・口呼吸による歯肉の乾燥がある。・・・鼻呼吸に何とかもっていく、口テープ、マウスピースの活用も有効。

この3つが無縁なら、1日4~5分のブラッシングで、歯を失う可能性は低いでしょう。(虫歯の放置はダメですが・・。)

キッチリ鼻呼吸しており、サラサラ唾液が豊富で歯や歯肉を濡らしているなら、歯垢も付きにくいです。

 

口呼吸・歯の汚れなどが気になる方は、ぜひ当院までご相談ください。

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