親知らず抜歯?|京都市の歯医者、咬み合わせ「医療法人越久村歯科医院」

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親知らずは抜歯?

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親知らずをどうするか?・・・時々質問を受けます。
歯科医師の中でも、「ちゃんと真っ直ぐ生えてかみ合っているなら問題ない。」という意見がありますが、よくわかっていないと思います。下顎の筋突起という関節の突起が下顎を大きく動かすと上の親知らずと干渉すると、動きにくくなるため、親知らずの奥に数ミリ以上のスペースが必要です。これは1%以下の人にしかありません。

 長頭、短頭という言葉がありますが、日本人は短頭系なので歯槽骨の奥行きが小さいようです。奥行きが小さいと歯ブラシも使いにくいですし。

  夜間の強い顎ズレの動きで、ある歯に強い嚙みしめ圧がかかる事が歯が悪くさせる要因ですので、親知らずがあるとバランスの良い動きになりにくいです。

ですから、ほとんどの人に特に上顎の親知らずはないに越したことはないです。また親知らずがあると、前方の歯をあまり使わなくなる傾向(奥歯ばかり使う。)が強まります。生まれつき親知らずがない人も増えており、親知らずがなくて困っている人はいません。 

 ただ、生え方の異常や抜歯することへの本人の恐れなどのため時期をみて納得が得られてからでないと、抜歯後の予後が悪い可能性が高いと感じます。抜歯後の抗生物質の選択がむつかしいです。

 

 

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