8020運動・・・80歳に20本の歯が残るように、しっかり磨きましょう。(・・実は、磨くだけではうまくいかないことも多いですが。マウスピースがいいです。)
というもので、かなり有名で、実際最近では5割以上の人が達成しているようです。親知らずを数えないと、歯の数は28本なので、20本では、ほとんどの人に入れ歯があります。80歳で20本では、90歳までには半減している可能性が高いと予想します。(長生きも大変ですね。)最後まで歯科に通えればいいですが・・・実際は介護施設への往診に頼ることも多いです。
きちんと磨けないことも多いですし、介護施設では、インプラントは無論、歯の治療も持病によっては麻酔するのもむつかしいです。インプラント難民という言葉もあります。
そこで、8000(はちまるまるまる)運動・・・要介護になる可能性を踏まえて、80歳までに(元気なうちに)歯を全部抜いて総入れ歯にしておいた方が、歯科へ通えなくなってから在宅医療での処置が楽だという考えです。少し極論ですが、70歳を超えて状況によってはあり得るように思います。