明けましておめでとうございます。
昨年はありがとうございました。
本年も、感染対策も行い、患者様に安心してご来院いただけるよう努めてまいります。
本年もよろしくお願いいたします。
また、本年も治療の実力向上・研鑽についても努めてまいります。
特に「咬み合わせ」「顎関節症」に関しては、3年ほど、東京・大阪・福岡でそれぞれ30名の歯科医師を集めて、それぞれ年間10回のセミナーを開いておりました当時より、実力の向上を自負しております。
2~30年前、無知な歯医者だった頃は、悪い所を治療するだけでした。
でも、そんなことを続けていると1本、2本とダメになっていくのです。
そして、60歳頃には、半分近くの歯がなくなっていく人が何人もいるのです。
でも、なかには、あまり磨いてなくてもほとんど悪くならない人もいます。
「磨く」事は、大きいとは思いますが、それだけではないと凄く実感しています。1日5分くらい磨けば十分でしょう。
その証拠に、70歳くらいでほとんど歯が残っているひとで5分以上磨いているひとは少ないです。
下記2つの要素が、将来入れ歯になるかどうかの大きな要因です。
無論、①、②両方、程度の差はありますが、ほとんどの人にあります。
「歯周内科」という考えを持って、抗生物質や歯磨き剤を導入する治療方法がありますてが、どの抗生物質を選ぶか?どのぐらいの期間続けていくのか?は、個人差も大きい為に、むつかしいです。
夜間の偏った動きの強大な嚙みしめ圧に1部の歯が、毎晩さらされ弱っていくことは、程度の差こそあれ、ほとんどの人にあります。
ただ多くの人が気づいていないだけです。
言い換えると負担のあまりかからない歯は、悪くなるはずもありません。
この偏った下顎のズレが気道を狭めて口呼吸になるのです。
鼻が通りにくいので口呼吸になるのではなく、口呼吸の習慣が、鼻の機能を低下させ、つまりやすくなるのです。
口呼吸は、鼻呼吸より汚い、乾燥した、冷たい空気を肺に送り続けて、皮膚を荒らし、腎臓や肝臓に負荷を与え続けます。
また、下顎のズレは全身のズレにつながります。
肩こりや頭痛はむろん腰痛や背骨のズレを生み、口呼吸は口臭を生みやすく、歯肉が乾燥して歯周病になり、むろん歯に汚れが付きやすく、口元をゆがめ、表情の変化を乏しくします。
また、口呼吸下の眠りは鼻呼吸かの眠りより質が悪く浅いものです。進んで行くと無呼吸症候群になりかねません。
また、偏った力は歯並びを荒らしていきます。
歯並びは一生少しずつ動いているのです。かかる圧力のせいで。
対処法としては、「お神輿はみんなで一緒に担ぎたい」と、かみあわせを調整するのとマウスピースです。
当院ではマウスピースは千を超えて、『街のマウスピース屋さん』になっています。
女性の閉経後の更年期障害がひどいと、特に、歯を支える骨(特に上顎)が弱くなり、歯を失って行きます。
でも、この場合でもマウスピースは役に立ちます。
あと、骨粗鬆症や癌治療の放射線治療も歯を悪くしやすいです。
「歯」や「咬み合わせ」は「歯」だけではなく
色々な所に関係しており本当に奥が深いです。
本年も、患者様のお悩みを改善していけるよう研鑽してまいります。
気になることやお困りごとがありましたらお気軽にご来院ください。
越久村歯科医院
〒615-0067 京都府京都市右京区西院小米町36