「定期的に歯のお掃除しましょう。」これは、案外、片手落ちだと思います。。
・鼻呼吸が確立していて、サラサラ唾液で歯の表面が濡れていれば、歯石や歯垢がそれほど付くものではありません。口呼吸で口の中が乾燥していると、定期的に「お掃除」しても、しばらくするとまた付いてきます。少しずつ鼻呼吸に誘導し、嚙みしめ圧の分散が本質的な治療でしょう。
・それほど汚れや歯石がなくても、歯科医院では「今回はお掃除は必要ありません。」とはなかなか言わないで、電動スケーラーでゴリゴリ「お掃除」して、歯の表面にキズをつけて、歯ぐきを退縮させる結果になることもあります。。
◎定期検診でするべきことは、
・少し弱って揺れ始めている歯を見つけて咬合のバランスで対処する。
・まだ痛みのないが、ある程度の大きさの虫歯の発見。少し色が変った程度の虫歯は経過観察。
・咬み合わせのバランスの確認。
・眠りの質がどうか?肩こりや頭痛がひどくないか?などの確認。口呼吸で起床時、喉の奥・口の中が乾燥がないか?
・できたら、数年前のレントゲン写真との比較