抗がん剤は有害無益。
検診は行かない。解糖系とミトコンドリア系
などに代表される主張で知られる新潟大学医学部教授であった安保徹先生は本も多く出版されて、講演会活動も活発にされていました。1度講演会からの帰りに一緒に歩いた事もあり、親近感を持っていました。
「インフルエンザが流行れば、特に健康に問題がないなら、是非人混みへ行ってかかって下さい。それが免疫力を鍛えることになります。」とおっしゃってました。
当時、私も『へそ曲がり』であったので、安保先生の主張に共鳴する部分も多くありました。しかし、今では安保先生の主張は、過激すぎたものであったと思っています。
当院の患者さんにも『薬は一切飲まない。』『健康な天然歯は一切削らない。』という患者さんがいますので、苦慮しています。
薬は合えば凄く良いものですし、少しも歯を削らないでは「嚙み合わせ」の改善も不可能です。
ただ、個人差が大きいことはいつも感じます。すべての人に有効な薬も健康法もありません。