◆気軽にインプラントを埋め込んでいいのか?◆
インプラントを埋め込む手術自体は、骨の量が十分なら、自分の親知らずを移植するより簡単なものです。無論、骨の量が不十分なところにいろいろ無理をしてインプラントを埋め込むのはより大きなリスクを伴うことになります。
ここで問題視しているのは、インプラントの材質(ほとんどチタン合金)の親和性と歯根膜の介在なしに直接咬む力が骨に伝わることです。
骨は少し内部に入ると血液の豊富な海面骨です。まさに内臓移植に匹敵する生体親和性が求められることに異論はないと思います。・・ほんとは歯につめたりする材料も同じなのでしょうが・・・頭蓋骨の一部に穴を開けてチタン合金を埋め込むことを体はどこまで許容しているのでしょうか?
たとえるなら機能的に100パーセントでも、チタン合金の人工心臓を埋め込むことを体は許容するのでしょうか?血液型等いろいろな条件をクリアした他の人の心臓を移植する場合でも、体は異物とみなして排除しようとするため一生免疫抑制剤を飲み続けないといけないのです。
「私、安物のピアスは合わないからつけたくないの。」・・どころの話ではありません。
インプラントを入れて体の調子がおかしくなって後悔している人は多いです。
訴訟も数多く起こされています。
ある治療院では、初診時の問診表で「矯正したことありますか?」と「インプラントをしていませんか?」が問われます。それほど不定愁訴の原因と考えられています。そこの治療院は大変優秀なのですが、「インプラントはよくないですね。」と、おっしゃっています。
西原インプラントという人工歯根があります。これは「矯正もできるインプラント」で骨性癒着ではないので力学的にはすぐれていると思いますが、天然歯と連結が原則なのでやはり問題です。
普通の骨性癒着のインプラントは、最近はほとんど単植できますが時々天然歯と連結してあるのを見かけますが、これは論外です。天然歯同士の連結でもしたくないのに。
インプラントのチタン合金は、携帯電話のアンテナにも使われています。電磁波を集めるようです。たしかにチタン合金は比較的にアレルギーの出にくい金属ですが、チタン合金が苦手な人もいます。
インプラントを埋め込んで、調子わるいから外したいと思っても、一度埋め込んで骨性癒着したものを掘り出すのは結構たいへんで。私は除去手術をやりたくありません。大きく骨をえぐる事になります。
「インプラントがリスクの大きいものであることは、わかった。じゃあ入れ歯にしろってこと?」・・・そう正解です。もっとも保険の金属なんか使わないで、親和性のできるだけ高い金属を使っていれば、歯を失うことは半減したでしょうが。この人のこの場所にはどの金合金がべストか?は大変むつかしい問題ですが。キネシオロジー(0−リングテストのようなもの)なしにはきめられないと考えています。
不幸にして歯がなくなったなら、入れ歯がベストです。
長い目でみて歯が一番長持ちするのは、前後の歯を削ったりしないで入れ歯をいれることでしょう。または接着性ブリッジか。
奥2本ぐらいなくても食事に不自由しなければ、入れ歯やインプラントをいれなくても大丈夫という考え(短縮歯列)もありますが、誤りだと考えます。歯はやはり28本あったほうがいいようです。食事や外観や発音に問題なくとも。歯がそこにある意味は小さくないようです。
そこで、わがグループのミラクルデンチャーという入れ歯をお勧めします。
保険の入れ歯なんて家族には作らないです。ミラクルデンチャーに出会うまでは、ブリッジも必要悪で仕方ないと考えていましたが。
インプラントもミラクルデンチャーも結構高額になります。要は、歯を失わないことです。
つぎがポイントです。
- なるべく歯を削らないこと。
- バランス良く歯に負担を分散できていること。(姿勢も大事、運動も大事)
- 何かかぶせたり、つめたりする際にはできるだけ体に嫌われないものを。
- 食事に気をつけて、さらさら血を維持すること。(甘いもの、油物を控える)
- 感染症である以上、生きるはりをもち前向きに生きること。(免疫力を高く)
- 口で呼吸をしないこと。
カンボジアやペルーの地方の子供たちは、目がキラキラして、元気で虫歯もなく歯並びもきれいでした。
無論歯磨きも、ましてフッ素洗口などなしですよ。 |