■ 顎関節症といっても定義がいろいろです
狭義・・・最近、口が開きにくかったり、口をあけると痛かったり、音がしたり
それだけのこと
・・・これは簡単に直ります。(音はすこしむつかしい)
広義・・・長年の顎関節の痛み以外に頭痛や筋肉のしびれ・倦怠感・舌の痛み・
背中や腰の痛み・不眠・難聴などいろいろな訴えがあります。
原因も大きく分けると体のひずみ(上行性と下行性に分けられます)と過度の食いしばりにわけられます。
体のひずみを大きく分けて・・結果として顎関節の変位
・・小さなスプリントの製作(長期には使用しない。)
初診は約8,000円程です。
上行性・・歩き方の癖、寝方・座り方・作業姿勢の偏りなど様々な生活習慣による
体のひずみによるもの。
・・・歩き方指導やストレッチの指導
下行性・・歯科医の作った冠や入れ歯のかみ合わせが何度か作り変えるうちに
狂ったため(99%低い)、下顎が、まちがったかみ合わせに合わせよう
として変位してしまった。 親知らずが歪みを作っている。
・・・親知らずの抜歯
・・・本来の咬み合わせを作る。咬み合わせを挙げる。
過度の食いしばりについて
体がひずんだり、顎が変位しても「のんびりリラックス」できていれば、そう問題が
起こりません。ある程度の夜間を中心とした「食いしばり」は誰にでもあります。
過度の食いしばりが問題なのです。
この原因にはストレス・疲れ以外に金属アレルギーや咬合の与え方の要因があります。
・・・0−リングによりふさわしい金属に替える。
・・・ 咬み合わせや冠の膨らみを変える。
・・・ 夜間の気道の径を確保できる噛み合わせにする。
これらが複雑に混ざり合っています。
これらの原因以外に体のもつ抵抗力というか体の「つくり」の問題があります。
多少問題があっても、体のつくり、顎のつくりが頑強ならば問題は起こりにくいものです。
小さいときからの運動、離乳食、抱き方、寝方、矯正(とくに4本抜歯の)の経験、あらゆる生活習慣があなたをつくっています。
そのへんに問題の大きい方は、風邪をひきやすい人は人混みになるべく出かけない・帰宅後手洗い、うがいの励行などの注意が必要なように
たとえば、
・ 低めの枕を首にあてて上向きで寝る。
・ 硬い食品を食べない。
・ はげしい運動をさける。
・ 毎日ストレッチをする。
など気をつけて、寝た子を起こさないように生活せざるをいない場合もあります。
もう一つの要素は、メンタルの問題です。
運動のにがてな子が、運動会の日、腹痛をおこすようなもので、これは仮病ではなくほんとうに痛いのです。
ストレスが強いため、手近な病気に「言い訳」を求めているのです。
■ 顎関節症について
ここ数年来、1000人近くの「顎関節症」の患者さんを、試行錯誤しながら診てきました。
そして、だんだん治療法も変化してきました。
一口に「顎関節症」といっても様々な症状があります。
顎周囲の痛み 動きの悪さ 開閉時の音・・・にとどまらず、
頭痛 慢性の肩こり背中の痛み 目の下がピクピク 腰痛 手足のシビレ 耳鳴り 難聴 生理痛 頻尿
生理痛に頻尿?・・・何かの間違いでは?と思いますか?
無論、症例によりますが・・・つまり体はすべて繋がっているのです。
ある箇所がずれたり、筋肉の緊張があるとそこを全体がカバーしようとひずむのです。
青龍整体でいう「部分は全身に影響し、全身は部分を守る。」のです。
事実、顎関節周辺の痛みだけ取るなんて無理なんです。うまく行くと体全体に改善が見られます。
手足のしびれ・耳鳴り ・・・結構治っちゃいます。結局、頭蓋骨・頚椎などのひずみです。
つまり比率にはいろいろありますが、首から上だけで話はできないということです。
歩き方、座り方、寝かたなどの、日常生活に諸注意をさせてもらいます。
顎の調子が悪い方に、0脚・外反母趾・うつぶせ寝・片足荷重が大変多いのです。
ストレスも大きな因子である場合が多いです。
・・・0脚や外反母趾の原因は、小さい頃から足の指を使ってこなかったからだ
そうです。いまからでも、足の指にしっかり荷重をかけましょう。
おすすめサイト http://www.ashiuratengoku.co.jp カサハラページ
じゃあ「顎関節症」は整体師の分野じゃないか?という声が聞こえてきそうですが・・
わたしも簡単な整体はしますが・・・そうではないのです。
なぜなら、慣れ親しんだ体の動きを変えるのは大変なのです。効果が出るまでにたいへんな時間と努力が必用なのです。無論、症例によりますが、優秀な歯科医(私のような)が少しかみ合わせを誘導してやると効果があがります。
全くの健全歯で欠損も親知らずもなくきれいな歯並びの方でも、歯科医の出番はすこしあります。まして、大多数の方には私の出番は多くあります。
しかし、何百万円の費用と矯正など考えると、何年もの期間を必要とするような治療法を勧める歯科医もありますが、現実的ではないでしょう。
かみ合わせとは、ある程度の許容範囲があります。かみ合わせもあまりいらわずに少しましになる程度に改善して、なるべく後戻り可能なように、削るより足すほうに重点を置いて、本人にも生活改善に努力してもらう。そのへんの落とし所を相談していきましょう。
かみ合わせ以外に金属親和性、親知らずの歪み、歯の膨らみ、口呼吸も問題です。
顎の位置は、だれでも多少いろいろな原因でズレています。多くの人はそれでもべつに症状が出ません。問題がおこるのは、ずれた位置関係で夜間「噛み締めて」いるのです。
■「噛み締め」の原因
| ・ |
歯に入っている金属の親和性 |
| ・ |
親知らずによる歪み |
・・・頚椎3番の位置異常・・延髄のホルモン中枢への悪影響
・・・受精卵の着床阻害なども言われています。 |
かみ合わせ不良(なんども冠を作り直している方はほとんどかみ合わせが低い)以外に、このような原因が考えられます。
無論、精神的なストレス・心身の疲れも大きな要因です。
メニエル病やコステン症候群・・・癌も含めて、口腔内(歯)は体中でもっとも敏感で微妙な箇所なのです。
厚木(神奈川県)の花上歯科医院には、末期の乳がん患者多くつめかけ4人に1人が治ったそうです。 ・・・・・乳がんと上の前歯の慢性炎症と関連があるそうです。
■ 噛み合わせについて
まさに口は「エネルギーの入る場所」なのです。寝たきり老人が良い高さの、又よいはりのある義歯を作ると、歩けるようになる事があるのをご存知ですか?
それほど人間にとって、きっちりとした歯(義歯)があるのは、大事なことなのです。
又、バランスよく噛めて、金属アレルギーや噛みしめ癖等を改善すると歩く姿勢が良くなり、肩こり、腰痛、ひざ痛等がずいぶん良くなる経験を多くしています。
歯(入れ歯)は、何でもよく噛めて外観と発音が良ければいいというものではありません。歯(入れ歯)は、身体をささえる関節であり、平衡維持に必須の器官であり、あるべき所にあるべきの形の歯が必要なのです。これらのことは、子犬の奥歯の一方を2mmぐらい削ると、1年後ぐらいには子犬の背骨が曲がり、足を引きずって歩くようになるという可哀相な実験からも分かります。
正しい噛み合わせは、頭位を正しく保ち、頭への血液をスムースにして、又、免疫力を高めると考えています。
■ 典型的な1例として挙げます
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顎関節症のある患者さん
猫背で頚椎が前傾し、前方頭位と下顎後退が認められる。 |
顎関節症のない患者さん
背筋と首筋が伸びて、下顎後退は認められない。 |
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顎関節症のある患者さん
下顎頭は細く下顎窩の後方に位置している。 |
顎関節症のない患者さん
下顎頭は下顎窩の中央に位置している。 |
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| 患者さん |
正常な人 |
■ 「歯軋り」「くいしばり」について
くいしばり(この中の音を伴うものが歯軋り)は、誰にでもあります。本人が意
識していなくても100%の人にあります。生理的なものでもあり、有用なもの
でもあります。しかし“度を越す”と、為害作用が出てきます。
原因・ストレス
・疲労(疲れるとイビキや歯軋りが起こりやすい)
・かみ合わせ(バランスよく当たっていない、いやな隙間がある。)
・親知らずの圧力や当たり
・歯の金属の親和性
・化学物質過敏
などが、考えられます。治療法としては上記の原因除去とストマトロジーのマウ
スピースが有効。
■ 「ひどいイビキ」「無呼吸症候群」について
一般的に、咽頭の肥厚(肥満等)などが言われますが、基本的に口呼吸があると
おもいます。無呼吸症候群では、吸入マシン・スリープスプリント
などがありますが、ストマトロジーのマウスピース(ナイトデンチャー)が最良
です。
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| ナイトデンチャーの側面 |
師の山田唯勝先生
「歯の噛み合わせがすべての原因だった」他多数。
かみ合わせに関しては、文字通り世界一だと思います。 |
模型を動かして、夜間の動きの再現・研究中 |
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